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爪の水虫の3タイプ

爪は指先の皮膚角質層が硬く変形して出来た皮膚の一種で、皮膚角質層と同じケラチンで出来ています。ケラチンはタンパク質で白癬菌の栄養源ですから白癬菌が感染します。特に水虫の中でも角質増殖型の水虫は爪の水虫を合併することが多いといいます。爪の水虫は痛みやかゆみが通常ないため放置されることが多く、爪の先が濁った白色や黄色になり次第に爪の根元へと進行していきます。

爪の周囲の皮膚や爪を少し削って顕微鏡で白癬菌の有無を調べて診断をつけます。

白癬菌が爪に進入する経路から以下のように3タイプに分けることができます。

●遠位爪下爪白癬:最も多く見られるタイプで、白癬菌が爪下皮(指より先に伸びた爪の裏側の角質)または爪廊(爪甲の周りを囲んでいる皮膚)から角質層に進入し爪先へと進み、爪は濁った白色ないし黄色に変色します。爪下皮から白癬菌が進入した場合は特に爪の下の角質層が厚くなります。ひどい場合は爪が爪床から浮いて爪甲剥離症をおこすこともあり、進行しますと爪の色は黄色から褐色へと変化して爪がボロボロ欠けていきます。最後には爪がなくなってしまい痛みやかゆみも出てきます。

●表在性白色爪白癬:これは爪の表面から直接白癬菌が進入する場合におこり、はじめは爪表面に境界がはっきりした白色斑点が現れ、次第に爪全体に広がりますが爪の下の角質層の肥厚は通常は起こりません。

●近位白色爪下爪白癬:最初は爪半月(爪甲の根元の半月形の白い部分)という爪母の一部で水分が多く白くなっている部分に白色の斑点が出来て、次第に爪の先の方に進んで行き、爪の下の角質層は肥厚しませんが、白癬菌が爪母に浸入すると爪がでこぼこしたり横にへこんだ横溝ができたりします。
posted by mabou at 21:58 | 爪の水虫(爪白癬)

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