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水虫治療の難しさ

水虫は足の指だけでなく、股部白癬や陰部白癬など身体中に出来てきます。しかし、典型的な環状の発育を示す場合は白癬菌感染が明らかですが、身体の湿疹に似た病変を示すこともあって、かゆみのある湿疹に副腎皮質ホルモンの含まれた軟膏を使ったりすると、ステロイドは白癬菌の生育を助長することが多く、病変部の拡大を起こしたりします。
すみやかに抗真菌剤の使用が必要になりますから、皮膚科などではやめに相談することが望まれます。
皮膚科で相談する白癬菌感染症は湿疹との鑑別が簡単ではないものが含まれ、はやめの治療が望まれます。
posted by mabou at 17:55 | 水虫と皮膚

皮膚の構造

皮膚は表層部の表皮とその下の真皮に分かれ、表皮は体の最外層に位置して血管を含んでおらず、上から角質層、有棘層、基底層となっています。
基底層は基底細胞と呼ばれる一層の細胞が並び、盛んに細胞分裂して上方へと上がって行き、ケラチンという硬いタンパク質を作って、一番上層部になるとケラチンを主とした重なった層ができ、角層と呼ばれています。
角層になると細胞は死んでいて核も消失しています。
角層は下から新しい細胞が補給される度に剥がれて落ちていき、常に一定の厚みでバランスが保たれるようになっています。角層の厚さはからだの部位で異なり、足の裏は最も厚くなって角層で保護されています。
白癬菌はケラチンを溶かすケラチナーゼという酵素を持っていて、ケラチンを栄養源として利用しています。
表皮には基底細胞のほかにメラニン色素を作るメラノサイトや免疫担当細胞といわれるランゲルハンス細胞などがあります。
真皮は半流動性の基質と呼ばれる層のなかに線維成分がからみあい血管、神経が隙間を通ります。真皮を通る神経は末端部で分化して温度や圧力、痛み、かゆみなどを感じるように配置されています。また真皮には汗腺や脂腺、毛根部が含まれ、汗や脂肪が体表面に分泌され混ざり合って皮膚表面に適度な湿り気を与えています。
posted by mabou at 13:10 | 水虫と皮膚

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